山内整形外科

長年整形外科を営み地域に貢献してきた先代(父)に代わってその意思を継ぐために新築を決断。
2022年12月1日にオープンした。
先代はオープン前に旅立ち新しい医院に足を踏み入れることが叶わなかったのが残念でならない。
鉄骨造2階建てで1階に診療関係の諸室、2階にスタッフエリアが配置してある。
医療を通して地域貢献を目指す硬い意志に大いに期待したい!

社会福祉法人 厚生会 児童養護施設 幸樹園 (新築工事)

鶴田町幸寿苑
鶴田町幸寿苑
鶴田町幸寿苑
鶴田町幸寿苑
鶴田町幸寿苑
鶴田町幸寿苑
鶴田町幸寿苑
幸寿苑_アトリエタアク一級建築士事務所
鶴田町幸樹園

子供たちが暮らす環境を考えるという重い課題でした。
管理棟には管理運営関係者と一時保護施設、親子交流施設が併用されています。
住棟には6人1ユニットで4ユニット24人の子供たち、分園棟に6人、すぐ近くに地域小規模施設6人。
36人の子供たちが常時生活する場です。
ここを我が家と思ってのびのびと育ち立派な社会人に成長してくれる事だけを考え設計しました。
その結果はいつ出るのでしょう?今は子供たちの成長を願うばかりです。

住宅型有料老人ホーム あぜりあ

住宅型有料老人ホーム あぜりあ の設計は2016年から始まりましたが、青森県の窓口との折衝が難航し、2018年にやっと着工〜完成に至りました。
設計当初はサービス付き高齢者用住宅を目指したのですが、敷地のサイズから個室数が限定されるため、住宅型流量老人ホームへとスライドさせました。

建主の社会福祉法人北光会さんでは、特別養護老人ホームを始め、グループホーム、デイサービスなどを運営する実績はあるものの、住宅型有料老人ホームは今回が初めてのケースとなるため、手探りの状態で打ち合わせを積み重ねてきました。
ただ一貫しているのは、入居者の暮らしを第一に考えたケアに徹すること。
そのための運営と、建築空間を目指すということでした。

建築内容は木造2階建ての準耐火建築でシンプルなプランです。
回遊型の廊下に沿って各居室が21室(1階6室、2階15室)東西南北に配置されています。
1階には事務室や医務室、浴室(温泉)、パントリー+食堂が配置されています。
生活の中で廊下での出会いや語らいも大事に考え各所にソファが置かれています。
リハビリを兼ねて廊下を積極的に歩行出来る様広く明るい廊下にしました。
穏やかなゆっくりした時間が流れる落ち着いた空間です。

構造:木造2階建て
延べ床面積:951.64m2
完成:2018年9月

養護(盲)老人ホーム津軽ひかり荘

目の不自由な老人のための施設ですが、見通しの良い明るい内部空間を心がけました。回遊できる平面プランとし、一つながりの手すりにピンを打って情報を得ることができる様になっています。外部デザインは小さなボリウムの並べたものとし、威圧感を感じない様に配慮し冬場雪の中でも、暖かさを感じる色合いを使いました。

鉄骨造 2階建て 2,938.02m2

大鰐温泉介護センター あぜりあ

大鰐町の温泉街の中心部に位置し南に茶臼山公園を仰ぎ、北側には平川のせせらぎを感じる場所に位置している。
木造二階建て延べ面積500㎡のデイケアセンターである。

高い天井の一角二階スペースにスタッフエリアがあり、全体を見渡す事が可能としてある。リンゴ箱を並べてその上に屋根をかけて出来た空間がメインの空間である。

大きな吹き抜け空間を利用して地域との交流も盛んに行われるが、その一環で音楽会も開催され喜ばれている。
町民の朝夕のお散歩コースでもあり一休みのための足湯サービスも好評である。

青森県立つくしヶ丘病院(改築)

*プロポーザル最優秀賞、設計担当

「入院中心の治療体制から地域におけるケアへ」精神科医療の基本は社会性の障害から 患者を立ち直らせ社会に戻ってもらう事にあり、発生初期に集中的な治療を施すことが 重要である。
その様な急性期医療に沿った計画とし、初期症状の進行をいち早く食い止め、患者の回復期・社会復帰への順調な移行を促進する病院生活では、中庭に面して病室を配置し、外部との関係を重視し、精神の安定を図った。
また病室の個室率を高め思春期への対応をしている。

所 在 地:青森県青森市
施  工:(株)鹿内組ほか
敷地面積:50,470.00m2
述床面積:8,728.80m2
構造規模:RC造/3階建て
竣  工:2009年3月