大鰐温泉介護センター あぜりあ

大鰐町の温泉街の中心部に位置し南に茶臼山公園を仰ぎ、北側には平川のせせらぎを感じる場所に位置している。
木造二階建て延べ面積500㎡のデイケアセンターである。

高い天井の一角二階スペースにスタッフエリアがあり、全体を見渡す事が可能としてある。リンゴ箱を並べてその上に屋根をかけて出来た空間がメインの空間である。

大きな吹き抜け空間を利用して地域との交流も盛んに行われるが、その一環で音楽会も開催され喜ばれている。
町民の朝夕のお散歩コースでもあり一休みのための足湯サービスも好評である。

富士見町の平屋

閑静な住宅街の敷地135坪に床面積57坪の平屋を作りました。
住宅街を意識して西と南に面する道路側を出来るだけ低く抑え、
通りの風景に威圧感を与えないために大きな固まりになる事を避け小さな固まりになる様に配置計画した。
それは機能上分けた平面計画をそれぞれの箱に細分化する事をデザインの軸に置いて考えた結果です。

南側と北側に主な機能を配置して、西側にそれらを繋ぐ空間を設えました。
このことでプライバシーの保てる中庭が出来ます。
住宅や建築がひしめく都市空間で良く使われる手法ではあるが、昔から町との関係が考えられた手法だと感じています。

平川の住宅

実家の敷地の一角に子世帯の住宅を創った。
Clientは平川市内の企業にお勤めの技術者で、3人家族です。
克雪のドームや室内プールなどもすぐ近くにありながら敷地の廻りはのどかな田園風景。
この風景を生活の中に取り込みたい!
二階に居間を配置したのはそんな理由から。
少し身体が不自由な父上を考えると二階に上るのが大変かもと思われた。
しかし、その父上自体が大賛成してくれた!

外観のデザインは南側の山方向に向って上がるシンプルな片流れである。
ランドスケープに逆らわずにランドスケープに沿って素直に形にした。
また平面プランは三角形の敷地をなぞってこちらも敷地の形状に逆らわずに
考えた結果出来たプランです。
暮らしの中心である二階からは、とても素晴しい眺めを満喫出来ます。

マンションインテリア改修

弘前市内にそびえる15階建てのマンション最上階の部屋。
せっかくの眺めが窓の結露で全く見えません。
何とかならないかしら?友人からの電話でした・・・。

それをきっかけに打合せを重ねて行く、内容がだんだんと結露だけの問題から暮らしのデザインへ・・・結局インテリアの改修となった。
子供達も離れご夫妻お二人の大人の空間を目指して出来たのが、今回の改修。
弘前の街を見下ろしながらグラスを傾けるのも良いものです。